お花見サイクリングに行ってきました
関東の桜を楽しめるのは今週末がラストチャンスだと思ったので、お花見ハイクとお花見サイクリングどちらかに行こうか悩んでいたのですが、ヒルクライムチャレンジを兼ねればハイキング欲も満たせるのではと最適解を出すことができたので、お花見サイクリングに行ってきました。
今回のコース
輪行でつくば駅まで行って、不動峠で1度目のヒルクライムチャレンジを行い、常陸風土記の丘で桜を楽しみ、42号線で2度目のヒルクライムチャレンジしてつつじヶ丘を経由してつくば駅に戻る予定です。
サイクリング開始
先ずは1時間ほどかけてつくばエクスプレスの三郷中央駅に向かいます。
輪行で乗り換えするのが面倒なので、乗り換えなしで行ける三郷中央駅まで自走したのですが、ここまでで既に20㎞ぐらい走りました。
15㎞ぐらいだと思っていたので冷静さを失って三郷中央駅の写真を撮るのを忘れました。
ということで、つくば駅からスタートです。
町中は特に面白味がないので、りんりんロードの旧藤沢駅にワープしましょう。
先週末に満開だったみたいなので、旧藤沢駅の桜はもう葉桜かな?
なんて思っていましたが、まだまだ満開でした。満開の桜を見ながらりんりんロードを走ることはできないと思っていたので、これは嬉しい誤算です。
せっかくなので、動画に残してみました。カメラが少し斜めになっているのはご愛敬。
桜と筑波山を眺めながらのサイクリング。もう最高。
5㎞ほどりんりんロードを楽しんだところでりんりんロードとはお別れして、北条大池に到着です。こちらでも桜がお出迎えしてくれました。
池に反射する桜も美しい。
さて、いよいよこの先は不動峠です。が、その前に歴史ひろば案内所で休憩と水分補充を行いましょう。
それでは、準備も整ったところで、不動峠にチャレンジしたいと思います。
道路が整備されたばかりとのことで、とても綺麗な路面になっています。
3年前に初めて不動峠にチャレンジしたときはペース配分が分からず、最後の勾配10%のところで心が折れてリタイアした苦い記憶を、今日、塗り替えたいと思います。
いざ、参らん。
順調。順調。自分がいる位置を知らせてくれる看板が設置されているヒルクライムコースなんてこの場所以外にあるのでしょうか?
残り1㎞。
ダメだ。ZWIFTで何度もヒルクライムを繰り返して慣れてきたと思ったのに。全然イメージ通り走れません。リアルとヴァーチャルじゃ感覚が全然違う!
それに、重い荷物を背負っているせいか腰が痛くなってきた。
それでも、どうにか前回挫けたラストの勾配10%まで到着しました。
さぁ、ゴールは目前だぞ。
無事にゴールできました!
結果は、20:42でした。本当はFTPを170W台に抑えて進むつもりでしたが、パワー出さないと遅すぎて止まりそうになることがあったので、踏んでしまいました。
そして、何より腰が痛い。
桜を撮影するために一眼レフを持って来たので、重さを測ったら5.6㎏もあったリュックの負荷の影響でしょう。20Lのリュックがパンパンになっているんだから当然か。
ヒルクライムに対する反省点は一先ず置いておき、今は無事に不動峠を走破できたことを喜びましょう。
では、本日メインの目的地である常陸風土記の丘に向かいましょう。こちらもワープして常陸風土記の丘に到着したところから。
駐車場の奥にサイクルラックが設置されていて、サイクリストウェルカムなところが嬉しいですね。
常陸風土記の丘の桜は枝垂桜がメインなので、ソメイヨシノと違ってピンク色が鮮やかで写真映えしますね。
でも、残念ながら24-70㎜の標準望遠レンズしか持って行けなかったので、圧縮効果を活かした写真はありません。
空と雲と枝垂桜と。
桜と菜の花。
桜と水面。
日本一大きい獅子頭も撮ってきましたが、大きすぎっ (笑)
桜を十分に堪能したので、そろそろ移動したいと思います。
でも、先ほどの腰の痛みに耐えつつ予定していた2度目のヒルクライムを行える気がしません。
山を避けてつくば駅に戻るべきか否か。
しばらく悩んだ結果、いつか一周したいと思っていた霞ヶ浦沿いを走って土浦駅をゴールにすることに決めました。ということで、改めたコースがこちら。
取り敢えず東に向かって走っていれば霞ヶ浦に着くだろう。と大体の目星をつけて向かっていたところに川を発見。霞ヶ浦に流れ込んでいるに違いないと川沿いを東へ東へ向かいます。
むむ。視界が開けたぞ。
狙い通りに霞ヶ浦に到着しました。
インスタントにスマホで一枚。
海風並みに風が強いのは誤算でした。
かすいちを走る際に休憩地点として調べていたかすみキッチンに到着しました。
14時ですが少し遅めのランチをいただきましょう。
わかさぎと蓮根フライが美味しそうだったのですが、熱々のフライを食べる気分になれなかったので、迷った末に常陸牛の牛すじカレーをいただきました。
一口食べてしまった写真なのは許してください。
ドリンクバーで十分な量の水分補給もできたし、美味しいカレーで気力も戻ってきましたので、ゴールの土浦駅までもうひとっ走りいたしましょう。
途中で天使の梯子が出ていたのですが、一眼レフを取り出して撮影する気力は残っていなかったので、せめてウェアラブルカメラの写真をお楽しみください。
このまま土浦駅までノンストップで向かうつもりでしたが、少し日差しが出て来たので、最後の気力を振り絞って一眼レフを取り出して、愛車を撮影。
霞ヶ浦と愛車。
当初の予定とは随分と異なるコースになりましたが、無事にゴールの土浦駅に到着しました。
最後に
桜はとても美しく、目的通りのお花見ハイクを楽しめる一日でした。
しかし、ヒルクライムは失敗です。
第一に、パワーを一定に保てませんでした。
私が2時間継続して出せる170W台を保つことができませんでした。190Wを超えるパワーでは富士ヒルは途中でリタイアになってしまうでしょう。
第二に、速度の問題です。
170Wを保とうとすると勾配によっては時速が3㎞ぐらいまで落ちてしまってフラフラしてしまって踏み込んでしまった。室内トレーナーは固定されているから、どんな速度で走ろうがふらつくことなんてないので、思わぬ弊害です。
第三に、荷物が重かった。
昨年の11月に紅葉を楽しみながらヒルクライムにチャレンジしたときは気にならなかったのに、腰が痛くて辛かったです。
前傾がきつい気がしたので最近ハンドルを変えたのですが、体が起きた分リュックの重みが腕に分散されずに腰にすべてかかるようになったのかも。ハンドルを戻すべきか高さを見直すか。何にしても今のポジションのまま走るなら一眼レフを持ち出すことは控えないとサイクリングが楽しくなくなりそうです。
取り敢えず、荷物を軽量化してもう一度ヒルクライムにチャレンジしたいと思います。