筑波山で冬山ハイク
2月9日に降った雪に期待して、筑波山に雪山ハイクに行って来ました。
筑波山とは
茨城県にある女体山と男体山の二つのピークを持つ、山岳信仰の地として古くから親しまれてき山で、山頂からは関東平野を一望することができます。山頂付近までケーブルカーで登ることができるので、気軽に山頂へ行くこともできます。
かつては、「西の富士、東の筑波」と称された百名山の一つ。
ロード乗りには、ヒルクライムの名所として有名ですね。
筑波山に行くまでにひと騒動
筑波山へはつくば駅から8時発の筑波山シャトルバスで向かう予定でしたが、バス停についたところ、路面凍結のため欠航の張り紙が・・・
今日は諦めるか悩みましたが、調べてみたら、つくバスの北部シャトルバスに乗れば筑波山に歩いて行ける距離まで近づけることが判明。一先ずつくバスで終点の筑波山口まで向かうことに。筑波山口に9時20分ごろに到着できました。
筑波山口という名前ですが、ここから登山道入り口までは、まだ歩いて45分ぐらいかかる距離があります。
歩いて向かうために準備を進めていると、筑波山シャトルバスが運航を再開したとの嬉しい知らせが。これにより、5分ほど先にある沼田バス停で筑波山シャトルバスに乗って筑波山神社入口まで行けるようになりました。
この時点で時刻は9時30分。筑波山シャトルバスが沼田に到着するのが9時59分ということなので、まだ30分近く時間があります。
同じバスに乗っていたハイカーの皆さんは、バス停に向かったり徒歩で向かったりと移動をはじめてしまいましたが、私はこの時間を使って登山準備を終えてしまうことにしました。
この日の筑波山の気温予報は0℃だったので、寒さ対策のためにレイヤリングしなければ寒いかなと思い、上下ともに重ね着しました。準備も終わったので、そろそろ沼田バス停に移動しようかなと思っていたところ、筑波山口から筑波山神社入口までの臨時便が出ることになったとのさらに嬉しい知らせが。
残り物には福があるではありませんが、私同様に残っていたハイカーを乗せてわずかな距離も歩くことなく筑波山神社入口まで行くことができました。
というこで、予定より1時間ほど遅くなりましたが、10時に筑波山神社入口に到着しました。
ハイキング出発です
予定していたのは、バスでつつじヶ丘まで行って、おたつ石コースで女体山と男体山を巡るルートでした。
しかし、残念ながらこの日は終日、筑波山神社入口までしかバスが出ないとのこと。
急きょ予定を変えて、筑波山神社から御幸ケ原コースで男体山を目指すことにしました。
地図の出典:筑波山登山コース | 筑波山ケーブルカー&ロープウェイ
鳥居をくぐってハイキングスタートです。
日陰は路面が凍結していました。
筑波山神社に到着。
ここから登山道です。
いい感じに雪が積もっています。
徐々に積雪も上がってきました。
木々に囲まれて風がないせいか、動き出したら滝のように汗が出てきました。寒さ対策に着込んだ上着は途中で脱ぎました。レイヤリングって難しい。
まもなく、御幸ケ原ですが、雪に足を取られる場面が増えてきました。
ここから先は軽アイゼンを装着して進みます。
おっ、人工物が見えてきた。
御幸ケ原に到着しました。
ここで、少し長めに休憩を取ります。熱いココアが美味しい。
天候にも恵まれました。
目指す男体山までは、あとわずか。
休憩を終えて、男体山へ出発。
軽アイゼンはここまで。この岩場を登れば山頂です。
男体山山頂に到着。
わずかですが、霧氷も楽しむことができました。
関東平野を一望する展望も素晴らしい。
女体山にも向かいたかったけど、疲労度を考えて今日は止めておきます。
帰りはケーブルカーで一気に下りました。楽ちん。
疲れましたが、とても充実した一日でした。
おまけ
筑波山神社の入り口にいた観光案内の人から咲き始めていると聞いたので、梅林にも行って来ました。
でも、咲いているのはほんの一部で、見ごろはもう少し先のようです。