雲のまにまに

サイクリングの面白さに目覚めた中年男性の記録を綴っています。たまに写真と登山も。

B.B.BASE 外房ルートでサイクリング

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B.B.BASEの外房ルートを使ってサイクリングを楽しんできました。
千葉は紅葉がはじまるのが遅い地域なので、11月下旬になってようやく紅葉も見頃を迎え始めました。
コロナの第3波の真っただ中ですが、お一人様の私は談笑する相手もいないので関係ありません。寒い冬を迎える前にサイクリングする最後のチャンスを楽しんできました。

B.B.BASEとは

自転車をそのまま電車に乗せて目的地に向かうことができる、サイクリスト向けの特別列車です。

両国から出発する、銚子ルート、外房ルート、内房ルート、そして新設された、佐原・鹿島ルートの列車が、毎週末、ローテーションで運行されています。

www.jreast.co.jp

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こんな風に自転車を搭載するラックが標準装備されています。
足元もビンディングシューズで歩いても滑らないように、ゴムで覆われています。

ルート

今回のルートはこちら。

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外房ルートは安房鴨川駅が終点なのですが、上総一ノ宮駅勝浦駅で途中下車することもできます。
今回は、上総一ノ宮駅で下車して、養老渓谷ヒルクライムにチャレンジして、筒森もみじ谷で紅葉を楽しみ、ゴールの勝浦駅まで向かうルートを組んでみました。
獲得標高が1,990mと今までの最高獲得標高を更新するルートですが、走行距離は80kmなので今の走力なら完走できるはず。

サイクリング

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自走して両国駅に到着しました。信号がある街中のルートは距離が短くても時間がかかりますね。

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自転車を輪行袋に入れずにホームに入れる有難さは一度覚えてしまうと、輪行するのが億劫になってしまいます。
急いで撮ったので手振れしてしまったのはご愛敬でしょう。

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電車に揺られること1時間30分。出発地点の上総一ノ宮駅に到着しました。
ここからサイクリングスタートです。
先ずは、ヒルクライムを楽しむために大福山の麓まで向かいましょう。

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この道中は特に面白味はありませんでしたが、チバニアンの近くを通りました。チバニアンにも機会があったら一度、行ってみたいですね。

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ヒルクライムのスタート地点、上総大久保駅に到着しました。
味わい深いトトロがお出迎えしてくれます。
と、トトロを撮り終えたので出発しようと走り出したのですが、そんなタイミングで小湊鉄道のトロッコ号が走ってきました!!

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慌てて撮影に向かったのですが、一眼レフを取り出す時間がなかったのでせめてスマホで撮影しようと思ったのですが残念ながら間に合わず。
唯一、ロードバイクに着けていたアクションカムだけがその姿を写していたのが救いです。

もう少し駅の撮影を続けていれば一眼レフで撮影できたのに・・・無念。

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撮影に失敗した悲しみに包まれた哀愁漂う姿もアクションカムに写ってっました。
ま、今回は何の下調べもせずにトロッコ号を観れたことを喜ぶこととしましょう。

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気を取り直して目的である大福山展望台までヒルクライムに挑みます。

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今回のルートは隧道を通るルートを選んでみました。人力で掘ったのでしょうか?

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大福山までの坂道は、なかなかの勾配区間もありました。

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ことろどろこで色付いた紅葉を楽しむことができます。

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挫けそうになりましたが、目的地の大福山展望台に到着しました。

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これが展望台のようです。老朽化が進んでいるので、あと10年ぐらいで登れなくなりそうな気がします。ひょっとしたら、この景色が眺められるのは今だけかも。

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眺めはこんな感じ。君津市方面。

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いすみ市方面。
北と南は木々が遮っていて見ることができませんでした。

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サイクリストが訪れることも多いのか、高さが微妙に足りないですが、サイクルラックもありました。
景色を堪能したし休憩も十分取れましたので、次の目的地である筒森もみじ谷に向かいましょう。

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大福山を下るのに途中で未舗装の道が一部ありました。パンクすることなく通り抜けてることもできて、無事に筒森もみじ谷に到着しました。

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まだ色付き始めといった感じで、筒森もみじ谷が見ごろを迎えるのは来週あたりになりそうです。

残念ながら思い描いていたような紅葉を楽しむことはできませんでしたが、もう一つのお楽しみである昼食をとることとしましょう。

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今回の昼食は、上総中野駅そばにある「寺ノ下 cafe COCORO」を選んでみました。

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自転車を置ける場所があるかな?
と不安があったのですが、有難いことにサイクルラックが設置されていました。

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残念ながらランチの時間に間に合わなかったので、ケーキセットをいただきました。
甘いもの好きなので、おいしいケーキが食べられるならそれはそれでOK。
でも、付け合わせの柿を美味しく感じてしまうようになってきたのは、年齢の影響なのでしょうか。

ここまでくれば、今回のサイクリングも残りは20㎞ほどです。走破できるか少し不安でしたけど、のんびり走っても電車の時間に十分間に合いそうです。

ここからは、もう一つヒルクライムに挑戦してゴールの勝浦駅に向かうだけでしたが、折角なので、しっかりした昼食を食べたいと思い、急遽、途中にあった「魚屋食堂 勝浦」に立ち寄りました。

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こちらのお店にもサイクルラックがありました。房総はサイクリストに優しいですね。

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外観はイタリアンやフレンチが出てきそうな店構えです。

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炙り海鮮丼をいただきましたが、盛り付けもなんだかおしゃれです。
勝浦タンタンメンのお店もあったので、海鮮とタンタンメンどちらを食べるか迷いましたが、こちらを選んで正解だったかな。

www.sakanaya-shokudou.com

海の幸を堪能した後は、ゴールの勝浦駅を目指すのみです。

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16時頃に勝浦市に到着しました。

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電車の時間まで1時間半ほど時間があったので、のんびり夕日を堪能できました。

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夕日を堪能した後は、B.B.BASEを利用すると協賛しているお店で使える1000円分のクーポンが付いてくるので、そちらを使って買い物をしたいと思います。

写真はありませんが、「ゆったり たっぷり のんびり」の歌詞でお馴染みのホテル三日月で、クーポンはしっかり消費しました。

お買い物を終えたところで電車の時間が迫ってきたので、名残惜しいですが、楽しかったサイクリングの時間も終わりとしましょう。

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無事にゴールの勝浦駅に到着しました。

リザルト

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「魚屋食堂 勝浦」から「ホテル三日月」までの区間の履歴が取れてないのが悔やまれますが、それより気になるのが獲得標高です。取れてなかった区間の坂道は多く見積もっても100mぐらいだったので、それを足しても1,100mしかありません
Garmin Connectでルートを作ったときは1,990mあったのに何故?

気になって調べてみると、どうやらGarmin Connectのルートは獲得標高の計算が正確ではないようです。今後の参考に自分の総力を把握しておきたいので、今回の獲得標高をある程度正確に知りたいところ。
どうにか調べる方法がないかなと、Google MapにGarmin Connectで作成したルートデータをgpxファイルでインポートして試してみたところ、確認することができました。

Garmin Coonectのデータ

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Google Mapのデータ

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Garmin Connectのルートでは1,990mですが、Google Mapのルートは1,367mです。
Google Mapのルートはサイコンで記録したデータ値に近いですね。どうやら今回のルートで獲得した獲得標高は1,300mぐらいのようです。
2,000mの獲得標高を走れる走力が身に付いたならどこでも走れると思ったのですが、まだまだのようです。

最後に

実は、掲載しているルートは実際に走ったルートで書き直したものです。
事前に作っていたルートはハイキングコースのような場所を通っている場所が何か所かあって、迂回する結果になりました。
目的地をクリックしてできたルートに従ってしまったのですが、改めて地図を拡大して確認してみたら、地図上にないハイキングコースを通っていました。

今後はしっかり拡大して本当に通れるルートで結ばれているか確認を行わないといけませんね。

B.B.BASEを使うのは今回で2度目です。
外房ルートと内房ルートは楽しんだので、次は銚子かな。その時には、しっかりルートの準備をしてから出かけることにしましょう。