POLAR M460 サイクルコンピュータ インプレッション
早いもので2018年も今月で終わりです。
一年前にミニベロを買ってサイクリングを楽しみだしてから、ロードバイクを購入するほどにハマってしまい、いろいろ購入してきたので、このあたりでインプレッションを書いてみたいと思います。
まずは本格的にサイクリングを楽しむための必需品、サイクルコンピュータから紹介したいと思います。
私が愛用しているサイクルコンピュータは、POLAR M460です。
POLAR M460を選んだ理由
サイコンを選ぶ際に求めたのは以下の機能です。
この機能が搭載されているサイコンを求めてGARMINやCATEYEの製品を調べていたのですが、どうして最終的にPOLARを選んだかというと、それはズバリ、心拍計が決め手になりました。
心拍計といえばバンドで胸に当てる物が主流です。
でも、これが調べてみると結構ズレるみたいなんです。そう言われると江戸サイで心拍計を直している姿を見かけたことがあります。ズレるのは面倒だし、何より胸にバンドで心拍計を取り付けるというのがどうにも大袈裟に感じられて、胸バンドで計測する心拍計を購入する決心ができませんでした。
そこで、もっと気軽に心拍数を計測できるものはないだろうかと、スマートウォッチを中心とした活動計を調べていたところでみつけたのが、POLAR OH1です。
腕に装着して心拍数を計測できる手軽さに、これだ。と思いましたね。
心拍計は、POLAR OH1に決まりましたが、残るはサイコンです。
どうするか迷いましたが、OH1が他メーカーと組み合わせて使えるかどうか不明だったので、POLARのサイコンの中から求めている機能が備わっているM460とOH1のセットを購入することにいたしました。
POLAR(ポラール) 【日本正規品/日本語対応】GPSサイクルコンピュータ M460 OH1 (GPS内蔵・心拍センサー付) 90069011 ブラック
- 出版社/メーカー: POLAR(ポラール)
- 発売日: 2018/04/26
- メディア: スポーツ用品
- この商品を含むブログを見る
POLAR M460とOH1のインプレッション
まずはメリットから。
その①
コンパクト。
ハンドルに取り付けても主張しすぎない大きさで、見た目がスマートです。
その②
計測内容表示のカスタマイズができる。
他社のサイコンでもできることなので、大きなメリットではありませんが、最大4つまで計測内容を表示させることができて、表示させる順番や内容も自由に選ぶことができます。
私は「時刻」「速度」「ケイデンス」「心拍ゾーン」を表示させています。
右横と右下についているボタンを押すことで、ページを切り替えて表示を変えることもできます。
ちなみに、2ページ目には「時刻」「時間」「距離」「累計標高」が出るようにしています。
その③
バッテリーが長持ち。
バッテリーの持ちは1日のサイクリングに十分な16時間です。
その④
手軽に測れる心拍数。OH1の恩恵は大きいです。
続きまして、デメリットです。
その①
勾配が表示できない。
ヒルクライムにチャレンジするとやっぱり気になるのが勾配です。高度の記録は残っているのでリアルタイムで勾配を出るようにアップデートが待たれます。
その②
GPS信号の受信感度が低い。
トンネルはもちろん、少し長めの高架下でもGPSを見失うことがあります。
その③
ケイデンスとスピードセンサーは別売り。
別売りは仕方ないとしても、電池を換えられない使い捨てというのはどうなのか。写真はスピードセンサー。
POLAR(ポラール) 【日本正規品】スピード・ケイデンスセンサーセット N BLE 91053157
- 出版社/メーカー: POLAR(ポラール)
- 発売日: 2018/06/07
- メディア: スポーツ用品
- この商品を含むブログを見る
その④
OH1のバッテリーの持ちが悪い。
コンパクトなサイズでバッテリーを大容量化できないのは仕方ないと思うのですが、自然放電が激しいです。満タンで12時間使用できると謳っていますが、使う前に充電を満タンにしておかないと、いつ計測できなくなるか分かりません。なお、充電はUSBで行います。
総評
心拍計OH1は、自然放電が激しい点を覗けば不満はありません。
冬のサイクリングでは服を着込む必要がありますが、心拍計を付け忘れて着替えてしまっても手首に巻けば計測できる恩恵は大きいです。
胸部で計測する心拍計よりも光学センサは精度が落ちるようですが、ホビーレーサーには十分な精度だと思います。
その点、サイコンM460は欲しかった機能は備わっていますが、何点か不満を感じております。中でもGPS信号の受信が弱いのと勾配を出せないのは致命的です。
5段階評価で表すと、星3つということろでしょう。
サイクリング記録を残すには十分な機能があるので買い換えはしませんが、もし、サイコンを買い換えることになったら他メーカー製品に買い換えるように思います。幸いOH1は、Bluetoothに対応していれば使えるようですしね。
おまけ
最後に、計測結果を管理するPOLAR FLOWの画面を紹介して終えたいと思います。
棒グラフをタップすると詳細が見られます。再生ボタンをタップするとGoogleMapと連動した走行ルートを振り返る追体験が見られます。
トレーニング詳細