雲のまにまに

サイクリングの面白さに目覚めた中年男性の記録を綴っています。たまに写真と登山も。

遠出してサイクリング 1日目

Zwiftで日々トレーニングしているのはダイエットという目的もありますが、何よりもリアルで美しい景色を楽しむためのもの。せっかく鍛えた走力をリアルに反映しなくては意味がありません。

ということで、ちょっと遅めの夏休みを利用して、存分にサイクリングを楽しんできました。

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コース

1日目は東京オリンピックのコースを楽しもうということで、以下の2コースを走る予定です。

1つ目は、相模原に掲示されている横断幕前で記念撮影をするコース。ちなみに掲示12月26日まで。

www.townnews.co.jp

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二つ目は、今中大介さんが監修された五輪コースを楽しめる道の駅どうしから三国峠を攻めるコースを走ります。

www.cyclesports.jp

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サイクリングスタート

自宅から自走して移動するのではなく、レンタカーに自転車を積み込んでスタート地点の根小屋駐車場まで移動しました。
時間に余裕があれば津久井湖城山公園も巡りたかったのですが、時間があまりないので公園入口で記念撮影だけ行って早速横断幕に向かいます。

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レッツゴー。

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車が多い道は避けて脇道から横断幕が飾られている小倉橋まで向かいましたが、このコースはなかなか勾配が急ですね。行きは下るだけなので関係ありませんが、帰りはちょっとしたヒルクライムになりそうです。

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長竹川尻線に到着しました。
ここをポガチャルやGトーマスをはじめ、名だたる選手たちが走ったのかと思うとテンションが上がります。

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おっ、横断幕が見えてきました。

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人気のスポットなので平日にも関わらず私以外にも記念撮影をされている方がおりましたが、お目当ての写真も無事に撮ることができました。

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では、目的を達成しましたので戻るとしましょう。
帰りは先ほど下ってきた坂道を登らなければなりません。勾配が気になってRide with GPSで確認したところ、いちばんキツイところで13%を超えていましたよ・・・

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距離は対したことありませんが、想定していなかった坂道を登る結果となりました。これは、いいウォーミングアップになったと前向きに捉えることにしましょう。
ほどなくして、出発地点の根小屋駐車場に到着。

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ここから次のスタート地点の道の駅どうしまで車で移動します。

途中、Gトーマスが落車する羽目になった道のつなぎ目もあったので、脳裏にしっかり焼き付けてるなど、車の中からたっぷりと道志道を堪能して、道の駅どうしに到着です。

道の駅どうしにもオリンピックの看板が残っていました。

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ここから、いよいよポガチャルとファンアールトがしのぎを削った三国峠まで向かうわけですが、ここで重大な事件が発生しました。

なんと、SPD-SLシューズがありません!!

どうやら、根小屋駐車場でシューズを履き替えた際に忘れてきたみたい・・・
この時に頭に浮かんだ選択肢は二つ。

一つはシューズを取りにもどること。

もう一つは、近くにロードバイクを扱っているお店があったら、そこでシューズを買って走ること。

ただ、私が履いているシューズはLAKEのニパ子シューズです。
お値段66,000円也。
忘れたからといって諦められる金額ではありません。

今から根小屋駐車場まで往復すると2時間かかりますので、シューズを取りに戻る場合は三国峠を走ることを諦めなければなりません。

だからといってお気に入りのシューズを諦める気にはなれません。選ぶ選択肢は取りに戻るの一択しかありません。三国峠は、時間さえ確保すればいつでもチャレンジできますからね。

唯一の救いは、駐車場にそのままシューズが残っていたことでしょう。
あー、よかった。

人心地ついたところで、次に考えなければならないのはこの後どうするかです。

時間はまだ14:00を過ぎたところ。
本来であれば17:00頃に1日目のサイクリングを終えて、宿泊先の長野に向かう予定でしたが、早めに長野入りして宿泊先周辺を走ることにしました。

ということで、長野県の富士見パノラマリゾートに到着です。

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到着したのは16:30を過ぎていましたが、ここから入笠山ヒルクライムにチャレンジしてみようと思います。獲得標高800m越えのコースですが、暗くなる前に戻ってこれるでしょう。
と、この時は考えていました。

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では、スタートします。

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山に囲まれていて、とてもいい眺めです。

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早速ヒルクライムスタートですが、あれ、結構勾配キツくない?
富士ヒル程度の勾配をイメージしていましたが、どう考えても平均勾配は5%を超えています。

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ようやくコースの中間あたりにある沢入山登山口まで到着しました。
この時の時間は17:48。日没の時間になってしまいましたが、ここで諦めるという選択肢はありません。このまま大阿原湿原駐車場まで向かいましょう。

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走りながら考えていたのですが、10㎞で800m超える獲得標高ということは、平均勾配は8%になります。そりゃキツイ坂だわ。と半分以上登ってからようやく気付きました。
ちなみに、最大勾配は21%なので、今まで走った坂道でいちばん過酷なコースだったみたい(笑)

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日没時間を過ぎて暗くなってきたので、ウェアラブルカメラは、常にエンカウントのエフェクトが聞いたような写真しか撮れなくなってきました。それに標高も1,800m近くになってきて、徐々に寒くなってきました。

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早くゴールに辿り着けることだけを考えて、ようやく大阿原湿原駐車場に到着しました。

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早く下山したい気持ちでいっぱいですが、折角登ったのですから記念撮影をしないわけにはいきません。

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上の2枚の写真はかなりいじっていいますので暗さを感じられませんが、実際の見た目に近い明るさはこんな感じです。

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もう真っ暗。山の日暮れをなめてはいけませんでした。
記念写真もとれましたので、早々に下山しましょう。

山道で街灯なんてありませんので、ダウンヒルはフロントライトの明かりだけが頼りになりました。400ルーメンの明るさがあってよかった。

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途中で鹿の鳴き声が聞こえたと思ったら群れで出てきたり、小動物が横切ったりとハラハラのヒルクライムになりました。
うーん、急遽予定を決めたとはいえ、もっと早い時間にチャレンジすべきだったな。
でも、一度登ってみたかったコースなので満足感は得られました。

下山した後は、今日の疲れを癒すために、ゆーとろんでのんびり一休み。

夕飯は、長野に来たときの私の定番のお店テンホウでいただきます。
今日のメニューは、鳥のからげ、餃子、タンメン。
テンホウの餃子は香辛料が使われていて独特の風味がするのですが、他では味わうことができない唯一無二の味付けで私は大好きです。

ということで、当初の予定とまったく異なるコースを走る結果になりましたが、とても充実した一日となりましたので良しとしましょう。

ということで、1日目のお話はここまで。
2日目に続きます。