ヒルクライムチャレンジ 鹿野山編 その②
ヒルクライムチャレンジで鹿野山の頂上まで登りきったところまで記事にしましたので、その続きからゴールまで記したいと思います。
九十九谷公園での休憩を終えて、ダウンヒルから再開です。
と、その前にルートのおさらい。
佐貫町駅~鹿野山~大山千枚田~富楽里とみやま~伏姫籠穴~岩井駅
ヒルクライムにチャレンジしながらも、観光も兼ねたルートになってます。
次に向かうのは、棚田が美しい大山千枚田です。
いやー、ダウンヒルは楽チンでいいですね! でも40㎞を超えると自分のコントロールできる速度を超えているのが感覚で分かるので、スピードが出過ぎないようにセーブ。
40分かけて登った鹿野山をあっという間に下山しました。
でも、まだまだ下りが続きます。長い下りのお陰でヒルクライムで生じた遅れが取り戻せました。
予定にはなかったのですが、道中でみかけた戸面原ダムにかかる橋が素敵だったので、ちょっと寄り道。
ロードバイクを入れて撮影すると、結局、この角度になってしまう。
戸面原ダムを後にして、多少のアップダウンを繰り返しながら先へと進むと鴨川市に入りました。
まもなく大山千枚田です。
棚田ということは勾配があるということなので、再びヒルクライムの始まりです。
5分ぐらい登ったところで最大心拍数の90%を超え呼吸が苦しくなってきたので、無理をせず小休止を取りました。
呼吸が落ち着いたところでヒルクライム再開。
小休止した場所からほどなくして大山千枚田に到着しました。
この景色を見てみたかった。
畔に咲く彼岸花が緑に映えて美しい。
大山千枚田を堪能した後は、登攀の後のお楽しみ、ダウンヒルです。
本日の昼食ポイントの道の駅富楽里とみやまへ向かってひた走ります。
道の駅富楽里とみやまに到着しました。
しかし、お目当ての食事処網納屋が定休日でした・・・
海鮮丼を楽しみにここまで走ってきたのに・・・
魚が食べたい気持ちが抑えきれなかったので、グーグル先生に相談して岩井駅そばにあるしんべえという定食屋に入りました。
頼んだのは生さんまの塩焼き定食。
このあたりで水揚げされたものなのか分かりませんが、今が旬のさんまは脂が乗っていて、とても美味しかったです。
昼食の後は、最後の目的地である富山にある伏姫籠穴に向かいます。
岩井駅から3キロもないので、ちょっと走っただけで到着しました。
クリートカバーを付けているけど、ビンディングシューズで歩くのはちょっと辛い階段が続きます。
伏姫籠穴に到着。曲亭馬琴もここを訪れ南総里見八犬伝の着想を練ったのかと思うと感慨深いものがあります。なんて、実際は、南総里見八犬伝の後に誰かが掘って作ったようです。
籠穴の中には八犬士の玉が置いてあって、南総里見八犬伝好きの心が疼きます。
見晴らし台もありますが、周りは木々に囲まれているので、景観は望めません。
八犬士にちなんで八角形になっており、柱には八犬士の名が刻まれています。
床にも玉に刻まれていた文字のレリーフが埋め込まれています。
南総里見八犬伝に興味がない人には何の面白味もない場所だと思いますが、前から気になっていた場所だったので、私的には大満足です。
最後は、岩井駅前にある伏姫公園で記念写真。
ゴールである岩井駅でも記念撮影。
獲得標高1000mのコースでしたが、二度目のヒルクライムチャレンジは、無事に走りきることができました。
走行距離63㎞ですが、もうヘロヘロです。今の私にはこれが限界な気がします。
でも、鹿野山を登りきることができたので、筑波山の無念を浄化することができました。ろんぐらいだぁす!生活をエンジョイするためにも、今後もヒルクライムチャレンジは定期的に行いたいと思います。