雲のまにまに

サイクリングの面白さに目覚めた中年男性の記録を綴っています。たまに写真と登山も。

陣馬山~景信山 ハイキング

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11月に再開したばかりのハイキングですが、2020年ももうおしまいなので今回で登り納めです。
2020年を締めくくる山はどこにしようか迷ったのですが、最後は富士山が見える場所にしたいと思います。
そこで選んだのは、まだ行ったことがない陣馬山です。高尾山まで縦走するルートが定番ですが、ハイキングを再開したばかりで筋力が戻っている気がしないので、陣馬山から明王峠を通て下山するルートをチョイスしました。

 コース

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今回のコースはこちら
藤野駅~栃谷尾根コース~陣馬山明王峠~相模湖駅

info-fujino.com

ハイキング

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藤野駅からスタートです。
バスで陣馬山登山口まで行くこともできますが、歩いても30分ぐらいとウォーミングアップにはちょうどいい距離なので、歩いて向かいます。

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歩き出して早々に下り坂で左膝に鈍痛が走りました。
歩くのが辛くなるような痛みではありませんが、何だか嫌な予感がします。ヤバそうなら中止して引き返す決断をくださなければ。

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予定通り30分ほどで陣馬山登山口に到着しました。
歩いている途中にハイカーを大勢の乗せたバスに追い越されたので人が多いだろうと思ったのですが、ほとんど人がいません。終点の和田から山頂に向かうのが最短ルートなので、そちらの方が人気なのかな?

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ここから右手に進んで栃谷尾根を目指します。

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登山口から20分ほど歩いて陣谷温泉に到着。ここをまっすぐ進むと奈良子峠に出る、奈良子尾根ルートになりますので、左手に進んで栃谷尾根ルートに向かいます。
ここまでアスファルトの道が続くなら、ウォーミングアップは必要なかったかな? なんて考え事をしながら歩いていると、野生生物の気配が!!

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このあたりはクマの目撃情報が多数あるクマの生息地なので焦りましたが、サルでした。ほっ。
いや、サルも襲ってくることがあるので油断してはダメなんですけどね。

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思わぬサルとの出会いでビックリした気持ちが落ち着いてきたころに、栃谷休憩所に到着しました。疲労感は特にありませんので、先へと進みましょう。

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陣馬山には初めて来たのですが、一向にアスファルトが終わりませんね。
これじゃただのヒルクライムウォーキングになってしまいそう。

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景色は申し分ありません。

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1時間以上歩いたところで、ようやく登山道らしい道に入りました。

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少し勾配がきつい場所もありますが、とても歩きやすい登山道です。

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茶屋のバルコニーが見えてきました。

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陣馬山山頂に到着です。
ゆるい道のりのまま山頂に到着してしまったのでハイキングしている実感があまり湧いていませんが、2時間ぐらい歩きましたので、茶屋で一休みしましょう。

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藤野の名物みたいなので、ゆずを使ったゆず坊サイダーを頂きました。
炭酸最高。

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お目当てだった富士山もよく見えます。日本海側は大雪なのに今年の富士山は雪が少ないですね。

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富士山の逆側には関東平野が広がっています。

目的の富士山も見れたし、サイダーも味わったし、十分に休憩も取りましたので、明王峠に向かいましょう。

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尾根伝いでなだらかな道が続きます。

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陣馬山山頂から40分ぐらいで明王峠に到着しました。
予定ではここから相模湖駅に向かって終わる予定でしたが、歩きやすい道が続いていて物足りないのと、鈍痛があった左膝も落ち着いているので、予定を変更してこのまま景信山まで進みたいと思います。

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ルートが徐々に下りはじめました。
膝へのダメージは下りで受けるので、早めに登山ポールを使ってダメージを軽減することにします。

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明王峠から1時間ほとで、景信山山頂に到着しました。

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鬼滅の刃の時透無一郎の出身地ということで、聖地巡礼で登山客が増えているとか。
その影響か分かりませんが、茶屋は大変な賑わいでした。

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ここで私も昼食休憩を取ります。
茶店で暖かい物を頼みたいことろではありますが、昼食用にあんぱんを買ってありますので、それをほおばって終了です。普通のあんぱんなので写真は撮り忘れました。

ここまで来ると高尾山までの縦走もできそうな距離ですが、緩やかな下りが続いていたためダメージが蓄積されたようで左膝の痛みが強くなってきました。
無理をせずにここで下山したいと思います。

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目指すのは連休に渋滞が発生することで有名な小仏トンネルがある、小仏バス停です。2.6㎞なので、1時間ぐらいで下山できるでしょう。

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このルートはなかなか勾配がきつく、登山道らしい足場の悪い道だったので、下山を始めてほどなくして左膝が悲鳴を上げ始めました。
もしかしたら、高尾山まで行った方が楽だった?

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膝の痛みでちょっとペースが落ちましたが、無事に小仏バス停に到着しました。

リザルト

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最後に

陣馬山は山腹まで人が住んでいる地域が広がっているので、アスファルト舗装された道が続いていて、登山道も整備されているので高尾山以上に初級者向けの山でした。でも、山を味わうには少し物足りない感じがしました。

膝の痛みは、ロードバイクで発症した膝痛と同じ、腸脛靭帯炎でしょう。
去年は同じぐらいの道のりを歩いても何ともなかったのに。
このまま癖になってしまうか、一時的なものなのか。
取り敢えず、サポーターとインソールを買って様子見かな。

小仏バス停から高尾駅までの帰り道の景色を眺めていたら、見覚えがある風景が広がっていました。気になって後で調べてみたら、以前、木下沢梅林に来たときに同じバスを使っていました。梅がとても綺麗で印象に残っていたので、覚えていました。
今年は梅も桜も楽しめなかったので、来年はどこかに撮影に行きたいですね。

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