Campagnolo Zonda インプレッション

鉄下駄ホイールからZondaに替えてから一か月が経ちました。
この一か月で200㎞ぐらい走って、ある程度走力も戻ってきたのでこの辺りでインプレッションを書いてみたいと思います。

f:id:simando:20190825082232p:plain

Campagnoloのホイール。値段も手ごろなので鉄下駄ホイールから買い換えるときの定番の一品として広く親しまれています。

鉄下駄からホイールを変えると速く走れる。なんてことをよく聞きます。
では、自転車で速度が上がるということがどういうことなのか。改めて考えてみましょう。自転車はペダルを回せば走ります。回転数を上げるか、変速ができるなら同じ回転数でもギア比の差が大きくするほど、速度も上がります。

では、私の愛車、RAZHAのギア比を確認しましょう。
RAZHAは、シマノの105コンポで構成されています。クランクはRS510 コンパクトですが・・・

フロントギアは、50-34Tで、リアのギアは、11-28Tです。
平地ではフロントはアウター（50T）から変えることはありません。その日の風速や体調、脚の残り具合で、リアを以下のギアに変えながら走っています。

ケイデンスは80台をキープできるように走っているので、24.1㎞-33.4㎞の間で走っていることになります。

結果から言いますと、速くなりました。
同じ場所を走った記録を見比べてみましょう。

＜2018年12月27日の記録　鉄下駄＞
f:id:simando:20190825095652p:plain

f:id:simando:20190825100850p:plain

＜2019年8月18日　Zonda＞
f:id:simando:20190825095822p:plain

f:id:simando:20190825100603p:plain

平均ケイデンスは若干落ちていますが、平均速度は3㎞/h上がっています。
気象条件の差とか、タイヤが変わったりとかの要素もあるので、一概にホイールだけの差とは言えませんが、今までよりもギアを一段重くして走ることができました。

Zondaに換えてすぐに感じたのは、軽く回せるということ。
今までと同じギア比で走っているとケイデンスがグングン増して80回転を保とうとすると軽すぎて物足りなくなってしまうのです。今までと同じギア比で同じ負荷を感じるぐらい回すと、5回転～10回転はプラスされます。

私は80回転をキープするよう心掛けて走っているので、自然とギアを一段重くして走るようになりました。

お蔭で、疲れてきてギアを一段落としても、そのギアで今まで走っていたのですから、Zondaに変えた効果がどれだけ高いかお分かりいただけると思います。

ホイールを買い換えるか迷っている人がいるなら早々と買い換えることをお勧めいたします。ここまで変わるかというほど違います。
今までに比べて楽に25㎞/hを維持することができます。
江戸サイを走るのに飽きが来ていたのですが、しばらく楽しく走れそうです。

雲のまにまに